
Public
公共空間
香りと知覚を設計し、
心地よい記憶が残る場所へ。
公共空間には、多様な人が訪れ、それぞれの感覚で場所を受け取ります。
ハルノデザインは、人が光、色、素材、音、香り、温度、距離をどのように感じ、
空間全体を認識するのかを捉え、建築と五感環境を一体的に設計します。
窓から見える緑、自然光の広がり、素材の触感、空気に溶け込む穏やかな香り。
複数の感覚要素を調和させることで、心が自然に整い、その場所らしい印象が記憶へ残る環境をつくります。
美術館、文化施設、医療施設、宿泊施設、商業施設、教育施設など、
それぞれの目的と利用者に合わせ、空間の価値を五感から高めていきます。
香りは、空間の印象をつくる設計要素
香りは、空間へ入った瞬間の印象や、過ごす時間の感覚、その場所に結びつく記憶に働きかけます。
ハルノデザインでは、香り単体を選ぶのではなく、建築の用途、動線、滞在時間、
光環境、素材、季節、換気条件まで読み取り、空間全体の知覚設計として「空間香」を構成します。
自然の気配を感じる香り、文化や地域性を伝える香り、静けさや清潔感を支える香り。
場所の目的にふさわしい感覚体験を設計し、空間固有の価値として育てます。
人と場所をつなぐ、知覚のデザイン
人は、視覚、嗅覚、聴覚、触覚などから受け取る情報を統合し、
その場所の心地よさや安心感を捉えています。
私たちは、認知科学の視点と長年の空間設計経験を結び、
利用者の心理、行動、滞在の流れを丁寧に読み解きます。
入口で感じる第一印象から、移動、滞在、退出後の記憶まで。
空間体験の時間軸を設計し、人と場所の間に穏やかで持続的な関係をつくります。
業務内容
Sensory Environment Design
五感環境・知覚体験・空間コンセプトの設計
Scent Design
空間香の開発・選定・濃度調整・拡散計画
Spatial Design
建築・内装・照明・素材・家具・動線の統合設計
Research & Evaluation
利用者調査・感覚評価・導入検証・環境改善
Identity & Communication
地域文化・施設理念・ブランドを伝える感覚設計
Operation
導入計画・季節調整・維持管理・継続運用支援
五感の研究を、社会で使われる空間へ。
ハルノデザインは、香りと知覚に関する研究を、
建築、文化、医療、教育、地域の場へ接続します。
人の感覚に寄り添う空間は、利用者の心地よさを育み、
施設の理念を伝え、地域や文化への愛着を未来へつなぎます。
五感から生まれる価値を、誰もが体験できる公共空間として社会へ実装していきます。
展示空間を誰にとっても使いやすく
鎌倉にある、文豪達の作品や人生の軌跡を展示する「鎌倉文学館」。その内装の展示空間を大幅にリニューアル。より作家たちの息遣いがリアルに感じられる空間になりました。

作品展示用のボードをオーダーメイドで製作。今までは天井からワイヤーで作品を吊り下げ毎回位置調整をしていたのが、作品を好きな位置に自由に配置できるようになったので、展示作業時間がなんと従来の1/8になりました。また、書籍は床に寝せて置いていたのを、来場者から見て最も見やすい角度で壁に立てかけられるように設計しました。

展示ケースの背面には大きいグラフィックデザインを展示できるように。例えば左の展示では、物語に出てくる豚さんたちを実物大の大きさでリアルに実感できるようにしました。絵本の世界が本から飛び出てきたような面白い展示空間になりました。

お土産コーナーもリニューアル。木を基調としたナチュラルなスペースの中に可愛いお土産を手に取りやすく並べました。スーベニアグッズも、ハルノデザインみずからプロデュース。魅力的な雑貨がいくつも誕生しました。
わくわく手にとりたくなる物販スペース




受け継がれていく文化を、守る。
もともとあった味のある空間は、逆になるべく手を入れませんでした。ステンドグラスもデザインはそのままに、美しく修復。子供の頃からずっと親しんだ素敵な空間を、思い出ごと守っていくこと。それも「空間を創る」の一つの在り方だと思います。


文化空間を誰でも親しみやすく
鏑木清方記念美術館は、近代日本画の巨匠、鏑木清方画伯の終焉の地、鎌倉雪ノ下の旧居跡に建てられた美術館。WEBグラフィックやミュージアムグッズなど館全体のブランディングに取り組みました。


館内の空間展示の領域だけでなく、WEBサイトデザインも手がけています。トップ画面の美しい流線型に金の文字が浮かぶグラフィックは、こちらの美術館をイメージしてオリジナルで作り上げたもの。



美術館ならではのミュージアムグッズの提案も。あじさいのロゴをあしらった日々の生活に馴染む小物など、ここでしか手にはいらないお土産をグラフィックデザインから納品まで一貫して手掛けました。
